引っ越しの片付けは順番がある? なかなか終わらない

2021年5月24日

引っ越しが終わって、段ボールが積み重なった部屋を見てボーゼンと立ち尽くしていました。
これ、どのように片付けようかと思案。

 

急な引っ越しで思わずあれこれ何でも段ボールに詰め込んでしまったツケが回ってきた、という感じです。

 

何から手を付ければいいのか?

 

過去に何度か引っ越しをしてきましたが、すでに先に身内が住んでいる家に越すのは初めてで、これは案外面倒なことだと思いました。

引っ越し先で互いにダブってしまった物をどう片付ける?

 

すでに身内が住んでいる家に、自分が持っていける物や処分しなければならない物など、何もないところへ越すのとはやはり違うということをしみじみ感じました。

 

遠い所に住んでいると何かあった時に直ぐには駆け付けられない、という身内の意見に従った訳ですが、何となくちょっぴり後悔!? やはり1人暮らしの気楽さが懐かしく、なんて思いはこの際フタをして、与えられた部屋の中で少しでも気持ちよく暮らせるようにしようと考えています。

 

本当は段ボールに番号を付けて開ける順番も確保しておきたかったのですが、なにはともあれ、移動が済めば何とかなるだろう、というのんびりした考えで越したのですが、1週間が過ぎてやっと一見したら一通りの片づけは終わったと思われそうなのですが、本当は見えない荷物が一杯あるのです。

 

問題は食器、鍋、家電など。すでにあるわけですから先住民 (?) が気に入ったものならいいのだけれど、気に入らないと、そこで捨てる? とっておく? と私の中で複雑な思いが膨らんでくるのです。

 

とっておいても仕方のないトースターは、それでも私自身が気に入って購入した物。けれど2台あっても意味がないのですね、こういう物は。置く場所の問題もあるし・・。

 

とりあえずこれは自室に運んでどうしようかと考えてしまいました。
引っ越しの後片付けも今度の場合はちょっと特殊?

 

持って来て、と言われて持っていった電子レンジは結局キッチンには収まらないことが判明して、急きょ下の妹の家へ。下の妹は喜んでくれました。お古なのに、引き取ってくれた妹に感謝です。

 

私だって72年間生きてきたその過程には、食器だって思いの籠ったものだってあるのに、日の目を見ずに段ボールの中でしんとしています。これはただ単に食器棚に収まらないから、という理由なんですね。

 

このあたりから、この先うまくやって行けるのかと、ふと不安になったりもしています。

 

家電で採用になった (?) のは32インチのテレビ、そのテレビを乗せるテレビ台、サーキュレーターくらいでした。

 

なにはともあれ、そうやって新しい暮らしが始まりました。

引っ越しで慌てて詰め込んだ書類の片付けは時間がかかる?

 

 

紙ゴミ・・・。これは当然以前ならゴミではなかった行政からのお知らせや保険会社からのお知らせなど。住む地域が変わってしまったのですから、以前住んでいた場所のお知らせなどもう要らないのですが、手伝ってくれた方が律儀に全てを段ボールに入れてくれたみたいで、その仕分けに時間がかかっています。引っ越す前にずい分捨てたつもりでしたが、やっぱりあれもこれもとあとから出てきますよね。

 

ここで1つ、確かに大切な行政からのお知らせですが、それが届いた時に何かに記録しておくとかしてまとめておかないと、封筒が束になって「要るの? 要らないの?」と聞いてくることになってしまいます。

 

プリントアウトして読んでしまった紙ゴミは資源ゴミになりますから、それを紐でくくって出していけばいいわけで、ある程度たまったら出していくことにして、途中案件になりました。部屋の片すみで処分を待っている形になります。

 

それでも、中には何年も前の書類があったりして、思わず凹んでしまいました。2012年だの、2014年だの・・。

 

その1番の原因は、とにかく私が忘れていたことから始まります。

 

けれども、忘れていたのに不自由ない年月を過ごしてきたわけですから、そんなに大事な物ではなかったんだ、と自分を慰めながら処分しています。

 

仕分けはその都度時間がかかり、また個人情報ですからぞんざいに扱うこともできず、名前や住所などは分からない様に切り刻んで捨てていたりと。きっと皆さんも片づけにはいろいろ工夫をされていると思います。

 

これらのゴミ (?) が入った段ボールは部屋の片隅に置いておいて、時間があればその中をのぞき込んで不用なものは捨てていく、ということを繰り返していけばいつかはなくなります。

 

ある意味では直ぐ下の妹のおかげで楽をさせてもらっているところもあるのですから、贅沢は言えません。

 

朝起きてすぐにどこそこへ出掛けなければならない、という暮らしではありませんが、やはり朝はキチンと起きてちょっとした家事をして、それからパソコンに向かうというリズムのある暮らしをした方がいいのだと思いました。1人だとどうしても人の目がないのでついついダラダラとしてしまうのですよ。(反省)

 

そして引っ越しの片付けもせっかく片付けるのですから、効率も大事ですが、今後に何か活かせればと考えてしまうのですね。といって「いつか使う時がある」という考えは捨てました。絶対にそんな時は来ないのです。

まとめ

 

引っ越しにはいろいろな形がありますよね。お家を購入してついに入居! これは家族揃ってとても嬉しい幸せなことです。だから気分もるんるんで引っ越しも順調に進むことでしょうね。

 

1人暮らしを始めるための引っ越しも、学生さんならこれからの学生生活に胸膨らませていることでしょうし、新社会人になって勤務先の土地へ赴任なんてこともありますよね。不安と希望に満ちていることでしょう。そこで暮らしの歴史が積まれていくわけですね。

 

けれども、1人暮らしの高齢者の先行きを心配して身内に引き取られる (?) という今度の引っ越しは正直言いますと、何だか悔しいし、自分の世界に他人が入り込んで来た感が強くて、これが原因で姉妹喧嘩をしてしまいそうで、感謝しながら気持ちを引き締めています。